三度目の殺人〜殺されるべき悪人はこの世に存在するのだろうか?
殺されるべき悪人(生まれてこなかったほうがよかった人間)はこの世に存在するのだろうか?
多くの人がそう確信したら、その人の立場立場で善悪の概念が交錯し、その結果として、殺しあうことになる。
もし、米国政府がイランなどのイスラム教徒を「殺されるべき悪人」と確信しているのならば、イラクのフセイン大統領やリビアのカダフィ大佐にしたように、「公正に裁くための理由づけ」を捏造してでも作り出して国際的な世論を形成する。
「事実や真実」は問題ではなく、国際的な合意が出来上がれば、それが確定判決となり、死刑の判決を下し、死刑を実施する。
イランは、多くの人が一生のうち行くことはない場所である。
遥か彼方の中東、遠くて見たこともないイラク人やイラン人がどうなろうとテレビの中のドラマと同じだ。
米国が思い込みと意図的な間違いで、イランに対して軍事オプションを使っても、見て見ぬ振りをして、普段の生活を送るのに精一杯なのが、私たちなのである。
「三度目の殺人」という映画は、生まれてこなかった方が良い人間というものを殺して、最後には人を助けるために自分自身を殺すことを選ぶという話だった。
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