3月11日、こんなに復興しました。皆さんありがとう。という日にしたい。
あの「戦争」から八年がたつ。
私が暮らす東京の八王子近くでも亡くなった方が複数名いた。
ただの大きな地震ならば、それで終わっていた。
しかし、津波により塩水に浸かった原子炉が爆発した。それも一つではなく3つもだ。
スーパーの商品棚からはパンも米も小麦粉も消えた。何食べたらいいんだ。
薄暗い店内の空っぽの商品棚。
そして、レジ前に並んだ長蛇の列。
2011年の3月は、毎日の食事をパン一枚で過ごした。
計画停電によって、暖房がつけられず、仕事もできない日々が何日も続いた。
さらに、福島で爆発した放射性物質が東京まで降ってきて、空気や土地を汚した。
これが、おばあちゃんたちが言っていた「戦争体験」なんだなと思った。
福島県には良い思い出をもらったシンパシーがあったので、10万のオーダーで寄付した。
決して裕福ではない私ができる精一杯のことだった。
しかし、彼らは8年経った今でも、「まだ復興していない。」と主張している。
毎年毎年、3月になると、宮城や福島は復興とは程遠い、全然復興なんかしてない。
という声が聞こえてくる。
3月11日、その日には、
「こんなに復興しました。皆さんありがとう。」
と日本人は世界の人々に感謝する日にすべきだと私は思っている。
何年たっても恨みつらみを主張するのを見るにつけ、
「ああ、韓国の人々と同じだな。」
と情けなく思う。
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