自由とは、自分の心に正直に生きること。である。
「自由であるということ。」
私が最も大切にしている信条だ。
先日、欧米人が書いた記事を見て、とても違和感を覚えた。
“自分の好きなことを好きなときに好きなだけすること”
が「freedom (自由)」の定義と考えているようだ。
私が認識している「自由」は、誰もが当然にそう思っていると今の今まで思っていた。
しかし、そうではないようだ。
「自由とは、自分の心に正直に生きること。」である。
そう私は考えて生きてきた。
誰かに教えてもらった覚えはないが、忘れてしまっただけで、あるいはそうかもしれない。
サラリーマン時代に、上司から「おまえは正直なんだよ。」と言われたことがあった。
私が、他人に好かれようとして自分を偽ったり、上司に媚(こび)を売ったりしなかったからだろう。
人は概して、お金や名誉のために(あるいは、より良い生活をするために)、自分の本心を偽り、他人に卑屈になったり、逆に自分を大きく見せようとしたりしやすい生き物だと思う。
私も子供の頃は、嘘ばかりつく子供だったから、そういう人の気持ちはよくわかる。
そうしたい人はそうすればいいと思う。
例えば、営業で顧客に頭を下げることは悪いことではないし、私自身もそうしてきた。
しかし、顧客と自分は常に対等の立場であると考えていた。
現在ではきめ細かく法整備されているが、つい10年前には顧客から強い立場を利用して無理難題を押し付けてくるようなことが頻繁にあった。
そんなときは必ず、あなたと私は顧客と業者という関係だが、法的には全く対等なのだということを話して説得した。(そういう顧客は、民間企業にもいたが、独立行政法人や国の機関などの公的機関の職員が大多数を占めた。)
それでも、納得しない企業とは二度と取引しなかった。
私は自分の気持ちに正直に生きたいし、そうすることを何よりも優先してしまうのである。
もう一人、自由を大切にする人を知っている。
私の父だ。
父は人に気を遣える人で、私とは異なり、いわゆる「人のいい」人だった。
10人ほどの職人をまとめて、土木建築をしていたのだが、学校に提出する親の職業には「自由業」と書かせた。
そんな父が、人に卑屈になっているのを見たことは一度もなかった。
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