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朝日杯でのタブレット対局管理アプリの不具合と奨励会員の待遇改善について

朝日杯でのタブレット対局管理アプリの不具合について

この土曜日に行われた一大イベントの朝日杯において、将棋連盟が用意し設置した対局管理アプリが不具合を起こした。

<詳細な経緯>

対局が始まって20分ぐらいに、藤井六段が対局者の持ち時間の消費時間と残り時間を表示するために対局者脇に立てられているタブレット(電子対局時計)を二度見して驚いたような表情をした。

30分過ぎに、将棋連盟職員が対局時計用タブレットの異常に気づき、対局時計用タブレットをバックアップのものに交換した。

40分経過後、広瀬八段が記録係に指摘したが、記録係が動かなかったので、ステージを降りて連盟職員にタブレットの動作がおかしいことを通知した。

対局時計用タブレットの手番が逆になっており、手番でない側の持ち時間が消費されていたことが明らかになった。

なお、記録係が操作しているタブレットは正常に動作していた。

<原因分析>

将棋連盟が開発した対局管理アプリはAndroidで動作するものだ。

基本認識として、汎用のタブレットはWifiを通じてメーカーやGoogleのクラウドと頻繁に通信しているなど、ミッションクリティカルな用途に用いること自体が不適切である。

対局管理アプリは、2つのタブレットをUSBケーブルで接続して動作するもので、記録係がタブレット入力した手番切り替え情報(Boolean値)が表示用タブレットに通知され持ち時間消費が計算され表示されるものだ。

30分過ぎに職員がタブレットを交換した際に、操作用タブレットと表示用タブレットに保存されている手番情報が同期していない状態になったために起こったものと思われる。

将棋連盟職員がタブレットを初期化せずに設置したため、もしくは、二つのタブレット間の通信が切り替えイベントだけを送信し、どちらが手番であるかの情報を送信していないかのどちらかが今回の不具合の原因だろう。

解決方法として提案したいのは、入力用タブレットと表示用タブレットの構成とせず、タブレットは一つとし、棋士に見せるための残り時間表示はモニタ(入力用タブレットとモニタはUSBケーブル接続もしくはChromeCast接続とする)にすることだ。

そうすることで、記録係が入力したものと同じ時間経過を棋士も見ることができるようになるのである。

レガシな対局時計が2台の構成だったことをもって、タブレットも二台構成にしたのだろうが、そんなことを継承する必要は全くない。

これまでの藤井六段の対局でも、一度、タブレット表示が消えてしまうことがあったが、手番表示と消費時間が逆になり対局に支障が出るに至ったことは初めてだった。

昨今の将棋界は、藤井六段の頑張りによって、渡辺九段が起こした渡辺事件で凋落した人気を回復して余りあるほどの盛況を呈しているが、内実は渡辺事件の解決のための和解金支払いのため今季は赤字になることが予想される。

そして、棋士生活の根幹である順位戦において、記録係り一人に二局を管理させるなど、経費削減や合理化の名の下に、棋士や奨励会員(棋士の卵)に対する不合理な扱いをするに至っている。

藤井聡太さんの晴れの舞台を台無しにしてしまう恐れも多分にあったため、日本将棋連盟には対局管理システム(アプリ)の改善とともに、棋士や奨励会員の待遇改善を望みたい。

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