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【ブロックチェーン回答編】なぜP2Pネットワークに流れるデータが信用できるのか?

今(2018年)から10年前、中本智さんが2008年に発明したブロックチェーンは、2015年に一人のスイス人によってスマートコントラクトの基盤となった。

中央管理者を必要としないP2Pネットワークは、1990年代から2000年代に通話やファイル共有の基盤として活用できることは知られていたものの、一旦P2Pネットワークを通じて各個人に配布されたファイルは一見自由に改変可能であると思われた。

しかし、メッセージダイジェストとペアキーによるデジタル署名の考えを入れると、コンテンツホルダーが作成配布してから改変されていないことを保証することができる。

送金や購入といった取引や契約の状態変更(契約書の交付、調印、契約内容の変更)の事実の記録を実施日や実施者とともに記録したデータそのものの真正性はメッセージダイジェストとペアキーによるデジタル署名によって担保できるものの、そうした過去の一連の取引事実(2009年以降の)をP2Pネットワーク上の”誰か”が責任を持って担保する必要があるように思える。

しかし、中本智は「誰も責任を持たなくていい。実質利益という”インセンティブ授与規定”さえ定義すればP2Pネットワーク参加者は競うようにしてデータの真正性と過去との整合性をチェックする。」というテーゼ"Proof of Work"を与えた。

中本智のテーゼから10年が経ち、経験的に正しいことは証明された。

ここに責任者の存在しない、誰も責任を負わなくてもP2Pネットワークに流れるデータを信頼することができるシステム”ブロックチェーン”が成立したのである。

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