1990年代のSNSと2010年代のSNSの違いとは
インターネット黎明期(90年代)のSNSと10年代のSNS
BBS(ブリティンボードシステム・電子掲示板)は20年経った21世紀でも使われ続けている。
実は、20年も経てば、テキストではなく映像や音声で情報をやり取りしている時代になっていると思っていた。
実際は、双方向でのやり取りには20年経っても未だにテキストで行うことが主体となっている。
正確に相手に伝えるためには映像や音声ではなく、テキスト(文字)がメディアとして最も適しているのだなと感じる。
BBSが10年代に現れたSNSと大きく違う点は、利用者ひとりひとりにマイページと呼ばれるウェブページを持たせたことにある。
それまでBBSではひとつの議題(内容)によって、ウェブページがひとつ作られていた。
SNSは利用者ごとにウェブページがひとつ作られる。
自ずと、利用者のキャラクタが重要視されるようになった。
「ファン」と言ってもいい、その人が好きな人やその人の情報に興味のある人が頻繁に閲覧するようになる。
21世紀の現在でも、特定の取引や事柄についてテキストをやりとりするためにBBSが利用されている。
BBSが技術的に劣っているとか、SNSは高い最新の技術だと思われがちだが、どちらもウェブページに利用者が簡単に書き込むことができる仕組みであるという点では全く同じである。
異なるのは、「人(ユーザ)」に基づく情報なのか「事柄(議題)」に基づく情報なのかの違いだけなのである。
ソーシャルメディアという意味においては、BBSもSNSなのである。
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