Windows10のバックアップができない不成功の理由
Windows10のバックアップの使い方のコツ
Windows10のバックアップはズバリ「クセがある」。
設定 ー セキュリティにあるバックアップのことだ。
バックアップドライブとしてUSBメモリなどを追加すると、バックアップ対象にユーザフォルダの中のフォルダが追加される。
これらは削除しない方が良い。
削除して、「おれはユーザフォルダ全体を指定するんだ」とやってしまうと最初のバックアップに5時間以上かかってしまう。
ユーザフォルダにはAppDataなどの隠しフォルダがたくさんあり、容量はさほどでもないが数万オーダの数のファイルがあるためだ。
Windows10のバックアップはファイル単位に行うため容量よりファイル数がバックアップ時間に影響する。
だから、初期設定ではユーザフォルダの中のドキュメントやピクチャなどが個別に指定されているのである。
2つ目のコツは、「今すぐバックアップ」ボタンを押してもすぐ終了してしまい、画面に「まだバックアップされていません」という表示のままという事象だ。
バックアップが成功した時は2時間前後「データをバックアップしています...」状態になります。(初回のみ)
バックアップが成功するごとに、バックアップのサイズと最新のバックアップ時間が更新されます。
これはバックアップしようとしたけども、何らかの事情で不成功に終わった場合である。
この場合にはバックアップ先に指定したフォルダの中のファイルの中に何らかの理由でバックアップできない(本来はこういうことがあってはならないし、まさかの時のバックアップ機能としては致命的な欠陥といえる。)ファイルが存在するため不成功となっている。
解決するには、除外するフォルダにバックアップ対象のフォルダ中のフォルダの半分を指定して、もう一度バックアップをしてみる。
正常にバックアップできたら、先ほど除外したフォルダの半分を除外するフォルダから指定から削除する。
バックアップできなかったら、先ほど除外するフォルダに指定したフォルダを指定から削除し、先ほど除外していなかったフォルダを除外するフォルダに指定する。
このようにして、どのフォルダが悪さをしているかを見つけ出さなければならない。
ファイルの内容でバックアップできないというより、空白が含まれていたり特殊記号を含んでいたりという変わったファイル名が原因でバックアップできないことが多いようだ。
これはWindows10のファイルフォーマットであるNTFSはUTF-16をファイル名のエンコードとしているが、それ以前のFATフォーマットではShiftJISを採用していたので、WindowsXPの頃にFATフォーマットで作成したファイルやMacからFATフォーマットのUSBメモリを通じて移動したファイルが原因になることが見受けられる。
また、お気に入りフォルダがバックアップ不成功の原因になることもある。
これはMacのiCloudでお気に入りを同期している場合などに発生するようだ。
Macではファイル名のエンコードにUTF-8を採用しているためである。
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