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安全保障のための核兵器とICBMと平和

安全保障のための核兵器とICBMと平和

北朝鮮という60年も前に2つに分断された国がついに安全を確保した。

世界の年間軍事費は数百兆円にのぼるが、彼らの軍事費は日本国とほぼ同額の5兆円足らずだ。

日本は核兵器もICBMも持っていない。

持っていないから持っている国である米国にお金を払って安全を買っている。

日本国民の税金で発電軽水炉を北朝鮮に与え、日本国民の税金で北朝鮮に米を与えた。

90年代に核開発を放棄させるはずの六カ国協議とは何らその役割を果たせなかったのである。

かつて、北朝鮮と韓国と台湾と中国北東部は日本の一部だった。

遠く離れたパラオも領有していた。

日本人、朝鮮人、台湾人は1941年から1945年までの4年間、太平洋戦争において日本軍として米国、英国、オランダ、豪州と戦った仲間だった。

朝鮮半島、台湾、中国という地域はインフラが大きく遅れた地域だった。

日本は鉄道を敷設し、ダムを建設し、大学などの教育機関を設立した。

日本で生活をしたい人々は受け入れた。

台湾や大連を中心とする中国北東部の人々は日本に感謝してくれている。

しかし、朝鮮の人々は自尊心が極めて高いためか、日本に対しては援助を求めるが、世界に対しては日本をおとしめる言動をした。

朝鮮戦争後、北朝鮮はソビエト、ロシアから軍事援助を得てきた。ちょうど日本が米国から軍事援助を得ているのと同じだ。

そんな朝鮮の北半分を領有する北朝鮮がICBMを完成させたことは、ロシアの支援があったにせよ驚くべき成果と言える。

現在、ICBM技術を保持している国は、米、露、中、印、北朝鮮の五カ国だけである。

通常ロケットであれば、日本などの周辺国が脅威に感じる程度だが、ICBMとなると全地球を射程に収める技術である。

中国やロシアはもとより、欧州、中東、インド、米国に対して30分以内に核兵器を搭載したロケットを打ち込める。

今後は、米国が北朝鮮に対して先制攻撃のミサイルを撃ち込むとしても、北朝鮮のトップを暗殺するにしても、米国のいくつかの都市が焦土となることを承知しなければならなくなった。

事実上、北朝鮮の安全は完全に確保されたのである。

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