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wannaCryによってコンピュータは使いやすさではなくセキュリティが最優先事項となった

wannaCryによってコンピュータは使いやすさではなくセキュリティが最優先事項となった

マイクロソフトがwindows10を市場に投入したとき、多くの有識者がwindows update がユーザの意思とは関係なしに自動的に実行されることに大きな不満を述べてきた。

windows10用ブラウザとして開発されたEdgeについてもIEとあまりにも操作の仕方が異なり、使いづらいと散々な論評だった。

こうしたことを背景にして、2015年に発表されて以来、windowsをこれまで使ってきたユーザからWindows10は不評だった。

ユーザはセキュリティよりも操作性を選んだのだ。

しかし、wannaCryマルウェアの事件によって、windows updateが未実施のコンピュータが世界中に溢れていることが白日のもとにさらされた。

もはやwindows updateはユーザが実施するか判断すべきではなく、何よりも優先して実施すべき最優先事項になったことを如実に表している。

コンピュータが一定時間使えなかったり、windows updateをおこなう影響が計り知れないとしても、もしコンピュータをオープンなネットワークで使うのだったら最優先にwindows updateを行うべきなのだ。

もしそれが嫌なら、自社システムを閉域網に閉じてコンピュータを利用すべきなのである。

いづれにしろ、2019年中には全てのwindowsコンピュータはWindows10に移行しなければならないことから逃れることはできない。

ブラウザも特定のシステムに限って使う場合を除き、不特定のサイトを閲覧したいのであればセキュリティに優れたEdgeを使うべきである。

それが、あなたが穏便に生活する必要最低限のルールなのだ。

Windows10は今年に入ってすでに6回もバージョンアップを繰り返している。

これまでのwindowsのように「10」はバージョン番号ではない。

「1703 15063.296」(2017年5月9日公開)

これがWindows10のバージョン番号だ。

マイクロソフトはWindows10を無償で配布し無償でバージョンアップをしてくれている。

マイクロソフトという企業は兎角嫌われがちだが、こういう努力は評価したいと思う。

windows updateをユーザに意志決定させず強制自動実行に切り替えたマイクロソフトのコンセプトは正しかったことが奇しくもwannaCryによって証明されたのである。

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