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私の職業はプログラマである

私の職業はプログラマである。

コンピュータ業界の人たちは、「プログラマ」を肩書きに使いたがらない。

「システムエンジニア」とか「SE」と自分のことを呼びたがる人が多いのである。

かく言う私もほんの7年前までは「プログラマ」という肩書きに一抹の「下働き感」を抱き、嫌悪感を連想していた時期が長かった。

複数人が共同でシステムやプログラムを作っていた頃には、プログラマは「詳細設計書を見ながら、そこに書いてある通りにc言語などでプログラムを作る人」だった。

私は人から命令されたことをそのまま行う事がひどく嫌いだ。

そうした性格のせいもあって、「設計書を作る人」になりたいと熱望した。

設計書を作る人は、「SE」と呼ばれていた。

注文主(元請けの会社)が作った要求仕様書や基本設計書を見ながら詳細設計者を作るのだ。

詳細設計書を作る人になれば人から命令されることはないと思っていたが、そうなってみたら、その上には元請けの会社のSEが要求仕様書や基本設計書を作っていて、SEはその書類を見ながら詳細設計書を作っていただけだという事を知った。

大企業に転職した。

顧客と話をして要求仕様書や基本設計書にまとめ上げるようになったり、システムやアプリの企画書を作るようになった。

これが自分の求めていたものだと思った。

しかし、文書を作ったり人と打ち合わせしたり情報にアンテナを張ったり仕事をアサインしたりはするのだがモノを作る事をしなくなった。

独立して会社を作った。

マーケティングやサイトの企画プロデュースをした。

肩書きはプロデューサ(製作者)だが、なにかモノゴトの上っ面を撫でているだけのような感覚で、他人のふんどしで相撲をとっているなと感じた。

iPadが製品化され、プログラムは手で触れることができるようになった。

AppStoreで世界中の人にアプリを届けることができるようになり、私が作ったアプリを、行ったこともないどこかの国の会ったこともない40万人がお金を払って使ってくれている。

企画から完成まで震災と原子炉爆発をはさんで6ヶ月をかけて作ったアプリ「システム手帳」だ。

6年たっても売れ続けている。

プログラマ冥利につきる。

私は、職業が「プログラマ」で良かったと心の底から思っている。

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