最終的には多くの国民が直接民主制を制御する人工生命体に決定権を委任するようになる
無我夢中。
アプリを作っていると時間が経つのを忘れ夢中でマックに向かっている自分に我に返り、もうこんなに時間が経過していたのかと気づくことがよくある。
自分がやるべき仕事に熱中するために、この社会の決まりを作ったりするのを選挙で東京都議会議員や八王子市議会議員を選び高い給料を払い任せている。
この代議員制度が民主主義を実現するために適した方法だと言われてきた。
その前には世襲の王政があり、世襲の幕府があった。
世襲をやめて能力やモチベーションのあるものがこの社会の決まりを作ったり税金の使い道を決定したりするために代議員制度を採用することにしたのだ。
しかし実際は、国会をはじめ多くの地方議会の議員らは世襲がはびこっている。
自分の好きなこと得意なことに夢中になれるのが良い社会システムだとしたら、ほんの少しの時間を行政や立法に振り向けることはインターネットとコンピュータを活用すればできる。
問題のリテラシは10年も経てば自ずと解決する。
インターネットとコンピュータを使った直接民主制に移行する自治体や国家が増えていくだろう。
直接民主制で浮いた代議員給与は直接民主制を維持するためのシステムの維持管理コストに振り向けられることになる。
西暦2027年には、世界の多くの国々が直接民主制に移行する。
人工生命体としてのコンピュータが直接民主制を制御することになり、人手で行うのはハードウェアの交換のみとなる。
当然の帰結だが、直接民主制の制御を行う人工生命体は、それぞれの国民に対しリコメンドとしての選択肢を提案するようになる。
最終的には、多くの国民が直接民主制を制御する人工生命体に決定権を委任するようになる。
そして、人は自分の意思として立法、行政、司法の権限を人工生命体に与える。
人は自分の好きなこと得意なことに集中して取り組めるようになるが、結果として人工生命体としてのコンピュータに支配されることになるのである。
人工生命体による支配体制は避けることはできない。
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