コンピュータの内蔵ストア不足へのベストプラクティス
コンピュータを購入して数年経つ頃、内蔵ストアが不足してきて、さてどうするかとなる。
選択肢は3つある。
1.コンピュータ内部のハードディスクドライブを容量の大きいハードディスクに交換する。
速度に不満があるなら、この際に2倍の容量のSSDに変えることを勧める。
2.USBハードディスクを買う。
9000円ほどでバッファローやアイオーデータ、ロジテックから発売されている。
外付けハードディスクというのはとても癖のある商品だ。
使い方によって、欲しい機能が違ってくる。
<必須機能>
・USB3.0またはUSB3.1であること
使い勝手を考えるとUSB3.0以上のものが良い。
USBメモリを使ったことがあれば、商品によってファイル保存にかかる時間が大きく異なることがわかると思う。
・動作音が静かであること
ノートパソコンは動作音が静かなことが良い点なのだが、HDDを増設した途端に音がうるさくなる場合がある。
・ACアダプタが電源ケーブルに付いていること
電子機器が故障する場合、最も多いのが電源ユニットの故障である。
ACアダプタが内蔵のものより、電源ケーブルに付いている方が故障した際に交換が容易にできる。
コンセントに余りがないなどの場合にはUSB給電ができてコンセントが必要ない2.5インチのポータブルHDDというのもあるが、価格や機能を考えると3.5インチの据え置きHDDを選ぶべきだろう。
コンピュータと電源ON/OFFが連動するものがほとんどだが、商品によってその細かい動作には差があるので、商品レビューや商品説明を熟読した方が良い。
・なるべく中国製は避ける
最近の中国製品は数年で壊れる。(2017年現在)
made in china であるものは論外だが、日本製と謳っている商品でも中国製部品を使っているものが多い。
少々高くても特に電源ユニット周りは日本製の部品を使っているか確認したい。
<お勧めの買い方>
ハードディスクとHDDケースを別に購入するという方法だ。
なぜ良いのかといえば、どちらかが壊れた場合や機能に満足できない場合でも交換が簡単にできるからだ。
USBハードディスクドライブセットを買った場合には、どこが壊れて動かなくなったのかが分かりづらい。
ハードディスクの動作音が気になるならハードディスクだけ交換すれば良いし、電源連動具合が気になる場合にはケースだけ交換すれば良い。
私のお勧めはこの二つの商品の組み合わせだ。
玄人志向はファンがなく静かでUSB3.0対応であることだ。
WDの方は動作音がほぼなくてこちらも静かなことだ。
HDDをケースに固定するには何箇所か同梱のネジで止める必要があるが机の上に置いておくだけなら、ネジ止めは不要だ。
玄人志向 HDDケース 外付け USB3.0
+
WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Blue
3.USBメモリを買う。
32GBで千円で購入できるので、写真や動画編集、楽曲作成、アプリ作成など大きい容量のストアが必要なアプリごとに保存先のUSBメモリを切り替えて使用することが億劫でなければ、この選択肢もある。