自立系AIを作るために必須なこととしての人はなぜ生きるのかのテーゼ
人工知能というなんだかよくわからない定義では artifical intelligence だが、本来AIが従来のコンピューティングと異なる点は、automonous system 自立系であることである。
ビッグデータを活用してリコメンドするというのはAIではない。
ただのコンピューティングだ。
自立系であるとは、他者からの命令を受けなくても自分自身で言動することができるコンピュータのことだ。
そういうシステムは未だこの世には存在しない。
なぜなのか?その答えは単純だ。
この地球上で自立的に行動している動物や植物やウイルスは自身のDNAを保存するために、ある一定の循環で活動し、その後個体としては死を迎える。
活動している間には、自分と自分が大切にしている人が生き続けるためだけに活動する。
なぜ生き続けたいのかといえば、自分のDNAを保存するために次世代を繁栄させるための活動をするためには生きなければならないからだ。
要するに、人などの動植物やウイルスがなぜ生きるのかといえば「生きるために生きている」のである。
では、なぜ動植物やウイルスはDNAを保存したいのか?
火の玉だった地球が冷えて、生命が誕生し、数十兆を超える種類の動植物が誕生した。
形を変えて、DNAを変えながら、氷河期や温暖期をなん度も繰り返しながら生きてきた。
そうなんですよね。自分の姿形やDNAの配列を保存したいのではなく、進化の過程であるDNAを次の世代がまた一から始めなくて良いように、DNAを伝えるだけなのだ。
DNAという生命創出プログラムは世代が進むごとにどんどん良いものに書き換えられていく。
何が良いものかをどうやって判定しているのかといえば、急激に移り変わる地球環境において生き残れるかどうかだ。
DNAという生命創出プログラムの最高のものを求めることこそが、動植物が生きる目的なのである。
AIを自立系にするためには、ここまで述べてきたような「なぜ動植物やウイルスは生きたいと思うのか?」の解をAIのROMに書き込むことなしには本来のAIである自立系は達成できないのである。
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