コンピュータがどうして動くかを他人に説明できないようなプログラマはプログラマという肩書きを使うべきではない
プログラミングというものをアセンブラから始めたからか、コンピュータのメモリ番地を全く気にしないというより気にすることすらできないJavaによるアプリ作成は簡単といえば簡単で良いのだけれど、PHPで感じていた「靴の上から足の裏を掻く」もどかしさをまたしても感じる言語だった。
コンピュータのハードウェアを考慮する必要がないということは一見良いように見えるが、OSが提供する機能であるシステムコールを使わずにVMと呼ばれるミドルウェアが提供する機能だけを使ってアプリを動作させるというJavaの仕組みは砂箱で遊ぶ幼児を連想させる。
スマホについて述べれば、androidはiOSに比べて2倍メモリを消費する。
仕組みとして、androidアプリは機種ごとに定義されているVMが許可する数百メガバイトの上限を超えてメモリを使用することはできない。(iOSアプリはデバイスが持つメモリいっぱいまで自由に使うことができる)
私が初めてJavaという言語を学んだのはJavaが公開された翌年の1996年だった。
日本サンマイクロシステムズの本社でJavaをブラウザ上で動かす小さなアプリを作った。
Javaはその後業務系システムに使われるようになった。
コンピュータの内部の仕組みを知らない膨大な数のコンピュータが操作できるだけの素人プログラマを数週間のJava研修で業務に就かせることができるというのがその理由だ。
このことが日本においてはプログラマの地位が低い大きな理由だ。
プログラマではなくオペレータと呼ぶべきだっただろう。
コンピュータがどうして動くかを他人に説明できないようなプログラマはプログラマという肩書きを使うべきではない。
どうぞSEという肩書きを使っていただきたいと思う。
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