00年代までアプリを作る際に大きな問題だったことが文字コードだった
00年代まで、アプリを作る際に大きな問題だったことが文字コードだった。
シフトJISという場当たり的な文字コードが主流だったために、プログラマが浪費した時間は膨大だったろう。
シフトJISは、文字コードが他の文字コードと重複していたため、文字化けしたりして極端に扱いづらい文字コードだった。
現在でも、全銀手順など旧来から続くプロトコルはシフトJISを文字コードとして使い続けている。
コンピュータではシフトJISが使われていたために、プログラマはこれを避けて通るわけにもいかず、文字コードの判別や文字コード変換をせざるを得なかったのだ。
2010年代になると、ほぼ全てのコンピュータがUnicodeを用いるようになった。
ウェブもandroidもiPhoneも全てがUNICODEで統一されている。
文字コードを気にかけていた時代が懐かしく感じるほどだ。
UNICODEにも2つ問題点がある。
1) UNICODEはUTF-8なら1文字につき3バイトも消費するため、ストアや内部メモリをシフトJISよりも1.5倍多く消費することだけがマイナス要因となること。
(UTF-16だと1文字につき2バイト)
2) UTF-16とUTF-8という2通りのUNICODEが存在すること。
この二つに互換性はない。
アルファベットを使う人々はUTF-8が有利だが、日本語ならUTF-16が有利だ。
windowsとandroidはUTF-8を採用していて、MacとiOSはUTF-16を採用している。
いづれにしても、アプリを国際化する際にはとても簡単にできることは、文字コードが全世界で統一されたことによる大きな成果だろう。
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