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iPhoneの最近使ったアプリ画面のことを「マルチタスク画面」だとか「Appスイッチャー画面」と呼ぶのは間違いから学ぶiPhoneのマルチタスク

iPhoneはandroidのように実行中のアプリの一覧を表示することはできない。

見れるのは、最近使ったアプリは何かだけだ。

これは、iPadなら4本指で画面を下から上にスワイプ、iPhoneはマルチタスク用ジェスチャーが使えないのでホームボタンをダブルクリック(2回続けて速く押す)すると表示されるのが最近使ったアプリ(recently used apps)だ。

一部メディアでは、最近使ったアプリ画面のことを「マルチタスク画面」だとか「Appスイッチャー画面」だとか表記しているものがあるが、これらは間違った認識である。

最近使ったアプリはandroidの設定画面で見れる「実行中のアプリ一覧」やwindowsの「タスクマネージャ」とはまったく異なるもので、デバイスで実行されているアプリを表示してはいない。

androidの「□ボタン」をタップして表示されるアプリの一覧は最近使ったアプリの一覧でiPhoneと同様に実行中のアプリ一覧ではない。

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iPhoneの最近使ったアプリは、スタンバイモードになっているアプリの一覧である。

iPhoneはandroidやwindowsのようにはアプリに自由なマルチタスクを許可していない。

androidやwindowsでは前面に表示されていないアプリでもいろいろ実行することができる。

しかし、iPhoneで実行しているのは現在画面に表示されているアプリだけなのだ。

メールや電話などiPhone標準アプリや次に述べる一部アプリ*1 は背景で実行される。

iPadでは、画面を2分割できるので、二つのアプリを実行することができる。

では、なぜ最近使ったアプリを表示できるようになっているのかというと、

1. バックグラウンド実行アプリの停止

アプリの中には数分から数時間ごとにAppleのクラウドから実行されるアプリがある。

(設定 ー 一般 ー Appのバックグラウンド更新で許可したアプリ)

このアプリが数時間おきに実行するのをストップするためには最近使ったアプリからスワイプして削除する必要があるのだ。

電話やメールなどのiPhone標準アプリの背景実行は停止できない。停止したら電話ではなくただのiPodになる。

2. スタンバイモードのアプリ一覧

iPhoneは256MBの内部メモリから始まり、現在でも2GBであり、windowsと比べると圧倒的に内部メモリ容量が少ない。

電話がかかってきたとき、メモリの空きがないから電話アプリが起動できませんでは電話とはいえない。

そのため、一度に実行できるのはひとつのアプリだけに制限している。

ホームボタンを押してステイタスバーがブルーやレッドに変わらずホーム画面が表示されている最中や、スタンバイボタンを押して画面がOFFになれば、ミュージックアプリや位置情報(GPS、基地局による)アプリなどステイタスバーがブルーやレッドに変わるアプリ以外のアプリは実行されない。(*1のアプリは実行される。)

アプリ実行中にホームボタンを押せばアプリはスタンバイモードになり、数秒間の猶予時間で終了手続きを行った後、メモリ空き状況やアプリ終了してからの経過時間によってiPhoneが「このアプリは終了させよう」と判断すると完全終了し、前回の実行状態は内部メモリ上に保持されない。

3. アプリの再起動

使っている最中にアプリが応答しなくなることがある。

すぐにアプリを再起動したいときに、最近使ったアプリ画面を使う。

ホームボタンを押してそのアプリを終了した後に、ホームボタンをダブルクリックして、最近使ったアプリ一覧からスワイプして削除した後に、再びアプリアイコンをタップしてアプリを起動するとアプリを再起動することができる。

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