時代や社会風俗が変わるのは構わないが偶像は偶像であってほしい
今年は梅雨入り以来雨が続いている梅雨らしい梅雨と言えるだろう。
晴れるに越したことはないが、夏にふんだんに水を使うことを考えれば、雨が降らないと困ってしまうのだ。
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アイドルという職業がある。
私にとっての最初のアイドル像はピンクレディーだ。
ファンクラブに入って毎月の会報やピンバッジをもらったり、ライブを見るために父に頼んで田園コロシアムまで仕事終わりに連れて行ってもらったこともあった。
アイドルに近寄りたいとも思わなかったし、テレビや雑誌、レコードで姿を見たり声を聴ければ十分だった。
いつからかアイドルは近くに行って触れて話したり一緒に写真に収まったりする対象になった。
一番大きな変化と言えるのは、アイドルが聴衆に対して「みんな大好き」と好意を表すようになったことだ。
ファンがアイドルに好意を伝えることはあってもその逆はありえなかった。
ファンの好意に対する感謝を伝えることと愛情を示すことは雲泥の差がある。
ファンとアイドルがお互いに愛情を伝えあったら、もはやその行為は恋愛と言って良い。
アイドルは、明らかにキャバクラなどの風俗店となんら変わらない営業をしている。
あなたのことが好きといい、客に好意があることを伝え、その気になった男は足しげく通いカネを使う。
時代や社会風俗が変わるのは構わないが、偶像は偶像であってほしい。
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