アプリを作成する時には頭を整理するために画面フローを描くことをお勧めします
アプリを作成する場合に、何から始めたらいいんだろう。
頭を整理するために、画面フローを描くことをお勧めします。
画面フローは英語で言うところのストリーボードです。
Xcodeにもストーリーボードを作成する機能がありますが、カメラ画面などを作ることができないなどの制約があるので、ExcelやPowerPointなどの日頃使っているオフィスソフトで画面の流れを作るのが良いです。
私の場合はOpenOfficeを使うことが多いですが、使い慣れているもので作るのが一番です。
紙に印刷する必要はないので、A4などのサイズを気にせずフリーサイズでPDF1ページに全てが収まるようにすることです。
ここには次のような情報が含まれます。
・画面設計
各画面のデザインとそれぞれの関連性
・データ設計
ストアに保存するデータの定義
・テーブル設計
Sqliteデータベースのスキーマ定義
・機能設計
画面表示時、ボタンタップ時、画面終了時などの動作定義
・クラウド設計
クラウド保存、クラウド読込みデータ定義
設計というと難しく感じますが、要するに設計することでお客様や担当者との間でベクトルを共有することが目的ですので、書式がどうのとか、このソフトやサービスを使わないとダメだとかそんなことは何一つありません。
設計書(ここでは画面フロー)を見た人に適切に情報が伝わればそれで良いのです。
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ここ最近、PowerPointを会議資料作成に使うことを禁止する企業が増えています。
説得力を内容ではなくビジュアルにどうしても安易に求めてしまう人が多いのがその理由です。
これはマイクロソフトから始まったフラットデザインを好む風潮が関係しています。
ボタンなどのメタファーに対して写実性や陰影を求めるのではなく、記号として区別できればそれで良いという考え方です。
数十年前は何十万円もするアドビ社のソフトウェアを購入して、ビジュアルにこだわったモジュールを作成することがもてはやされていました。
ビジュアルに頼らずに、内容で勝負することが求められているのです。
モックアップを手軽に作れて簡単に共有ができるという触れ込みのクラウドサービスがたくさんあります。
もちろん、そうしたサービスを使っても良いですが、私のお勧めするやり方は、数年で流行ったり廃れたりするサービスは使わずに自分で完全にハンドリングできるツールだけを使うことです。
データとして後々まで残すことができますし、Parseの例を出すまでもなく突然サービスが終了してしまうと、ノウハウは全く役に立たなくなり多くのデータが継続できなくなってしまうこともあります。
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