のちにバブル期と呼ばれる1980年代
のちにバブル期と呼ばれることになる1980年代。
今思えばその時代こそが、私にとっての青春時代だったのだ。
中学3年生であるにも関わらず、全く受験勉強というものをしない中学生は、部活動もせず、釣りとプロレスが好きな中学生だった。
正確に言えば、部活をしてないというのは内申書に都合が悪いという理由で中学3年生から気象観測クラブという部活動をしていた。
担任の先生がクラスで部活動をしていない3人を集めて課外活動を行ったのだった。
私の通っていた中学校では、成績をみて担任が受験する公立学校と滑り止めの私立学校を決め、そこを受験する仕組みだった。
だから、受験勉強というようなことをせずとも90%以上の確率で志望校に入学していた。
それほど悪ガキではないのだが、たびたび担任から顔をビンタされたり、尺八の様な竹の棒で頭を叩かれたりした。
校舎のガラスを割ったり、友達に怪我させたりもした。
どちらかと言えば、おとなしい方の子供だった私でさえこんな具合だったのだから、当時の教師はさぞかし頭を痛めたことだろう。
1980年の日本は人と人が正面からぶつかり合って格闘するような時代だったのだ。
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ここ数年、尾崎豊の曲を時々聴きたくなることがある。
1980年代、時はMTVの全盛期で、私は日本の歌謡曲やバンドは全く聴くことがなかった。
マイケルジャクソン、シンディーローパー、ブルーススプリングスティーン。
MTVで毎日放送される海外の音楽は素晴らしかった。
日本人のロックは海外のものを真似ているものが多かった。
尾崎豊のパフォーマンス映像を見たとき、ブルーススプリングスティーンの真似をしているなと分かった。
佐野元春や浜田省吾のようなやつなんだなと。
自分自身も歌い手をめざしている時期があった。
1984年ブルーススプリングスティーンのborn in the usaのパフォーマンス映像を見て、こういう人になりたいと思ってしまった。
人前で物怖じせずなにかをできるような性格でもなく、サービス精神が旺盛な方でもないのに傾倒してしまった。
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何年か前に尾崎豊没後何周年という時期にスペシャル番組が放送されているのを見て、尾崎豊という人が自分と同い年だと分かったことが影響しているのだと思う。
youtubeで思い出したように 「i love you」や「15の夜」や「卒業」を歌う20代の尾崎豊を見てその曲を聴くようになった。
思いっきり歌っているように見せている歌手は多いが、心の底から湧き上がる情熱を歌声にできる人は少ない。
私は心の底から歌う姿が見たいのだろう。
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