スマホアプリ開発者にとっての景気判断
テレビや新聞によると景気は悪化しているそうだ。(2016年4月2日現在)
完全雇用なのに?
業況判断DIがプラスなのに?
給料も上がってるのに?
テレビや新聞を中心とした日本人の世論は明らかにデフレマインドが抜けてないようだ。
景気は悪いのが当たり前で、マクロ経済指標をまっすぐ見ずに悪化したように読みたがる。これがデフレマインドの表れ。
テレビや新聞の論調を鵜呑みにする多くの人は「やっぱり日本の景気は悪いんだな」と。
でも、あなたの給料上がってるよね。
「給料は上がっても、物価も上がって実質賃金は目減りしてるから」という答えが返ってくるだろう。
いや、実質賃金を算出する物価にはガソリン安も生鮮食料品も含まれてないんだけど。
「知らなかった!」
そうだろうね。
「じゃあ、なんでテレビや新聞はマクロ経済指標をまっすぐに見ようとしないの?」という疑問が湧いてくるよね。
当人ではないのでよくわからないんだけど、テレビや新聞には主張したい欲求とセンセーショナル誘導があるんだ。
「アベノミクスは失敗したんだから安倍首相は退陣すべきだ。いや、もともと量的緩和策自体が愚策なのだ。総選挙だ!解散だ!」みたいな。
その主張を繰り広げるためには日本の景気は悪くなければならないわけだ。
そもそも、日本の今の景気は良いのか悪いのか業種や働き方で見解が分かれるようだ。
そんな時こそ、みんな大好きマクロ経済指標を見れば良い。
日銀短観の業況判断DIを見てみると、安倍内閣誕生前夜の指数はマイナス5からマイナス12ポイント。安倍内閣になり現在まで3年間10ポイント以上のプラスが続いている。
好景気は続いている。
ただ、好景気の度合いが拡大しなくなったというだけのこと。
ほんとに景気が悪かったら、テレビや新聞は「不景気」という言葉を使うだろう。
「今の日本は不景気だ」と言ったら笑われるよ。
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