アプリ開発者にとっての同一労働同一賃金
同一労働同一賃金
同じ事業所内で机を並べて働く労働者たち。同じ待遇のように見えるが、次の8通りに企業と契約している人たちの集合なのだ。
正社員
嘱託社員
出向社員(関連会社、親会社から)
協力会社(業務委託契約)
契約社員
派遣社員
アルバイト
パート
これらの区分は特に法律に定められてもいないものだ。
企業が契約形態を表すために勝手に命名したものだ。
だから、法令的に正社員は優遇しなければならないとか、アルバイトは正社員より給料を安くすることなんていう規定は一切ない。
給与額や時間給額は労働者と企業の間で自由に取り決めて良いのでその能力によってばらつきはあってしかるべきだ。
しかしここで重要なのは「優遇しないことを前提とした雇用」が存在していることだ。
人手が足りないから一時的に農閑期に限って通常農業を営んでいる人々を雇うという場合には正社員よりも高い給与額で雇うべきだ。
しかし供給が上回ればどんどん提示される給与額は下がっていく。
それが自由主義であり資本主義ではないかと言われればその通りと言うしかないが、労働者の半分が企業の都合でアルバイト的雇用になり、企業が人件費にお金を使おうとしなくなった。
そのことが日本の経済に大きな悪影響を及ぼしていることが明らかになった現在に至っては、政府が法的に安い金で働かせるのは違法だとしない限り経済の見えざる手だけに頼っていたのでは解決しない問題となるに至ったのである。
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