機械語アセンブラで「コンピュータを生で扱う」ことの素晴らしさ
私がジョージオーウェル著1984年を読んだのは、1984年だった。
大学の生協に平積みになっていたのだ。
当時はコンピュータを使うのは限られた人だけだったし、インターネットは一般に開放されていなかった。
コンピュータというより電子計算機といったほうがしっくりくるような時代だったのだ。
当時の自分を思い出してみると、コンピュータとは博士が使う難しいやつといったイメージだった。
まさか手のひらサイズになって、すべての人がコンピュータを持ち歩く世の中が30年後になるとは予想していなかったし、そのコンピュータを動かすための仕組みを自分自身が作って暮らしていくことになるのだ。
もちろんコンピュータやICをつくったのはアメリカ人だし、インターネットを作ったのもアメリカ人だ。
しかしインターネットは東北大学金属材料研究所の西澤さんが発明した光ファイバーなしには動かすことは不可能なのも事実だ。
コンピュータとは計算をする機械であることは今も変わりない。
ドッグイヤーといわれたハードウェアの進歩以上に変わったのは数学と物理学の進歩に基づくソフトウェアの進化が大きく貢献している。
業務系や情報系の応用ソフト(アプリ)ばかり作っているあなたに機械語アセンブラで「コンピュータを生で扱う」ことの素晴らしさをぜひ知ってもらいたい。
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