ドイツの自動車会社アウディ、フォルクスワーゲン車の排ガス規制逃れソフトウェアについて
昔々、機械はハードウェアだけで作られ動いていた。
蒸気機関もガソリンエンジンもだ。
20年ほど前から、すべての機械はコンピュータで制御するように変わった。
ドイツの自動車会社アウディとフォルクスワーゲンもその例にもれず、軽油エンジンの制御にコンピュータを使っていた。
自動車はスマホと同じようにセンサの塊なので、路面を走っている時と排気ガス検査する時を区別することが可能だ。
路面を走行している時の振動と検査機の上にある時のそれとはセンシングすることができる。
センサがコンピュータにその情報を伝えると、コンピュータは特徴点分析や閾値を使って「今は客が運転してるわけじゃなくて検査してやがるな」と判断し、思いっきり排ガス浄化装置をフル回転させる。
国から委託された検査機関は、「さすがアウディは良い性能だな」と思ってチェックシートに優良マークを書き込むことになる。
この一連の制御の流れはハードウェアで定義することは難しいため、ソフトウェアで定義して、コンピュータを動かすのだ。
少し前に、韓国のサムスンという会社が自社のスマホの性能が高いように見せかけるために、あらかじめ指定した性能測定アプリが動作するときだけフルに性能を発揮するようにしたことがあった。
今回のドイツのアウディ、フォルクスワーゲンが行ったことはまさしくこれと全く同じことをしたわけだ。
スマホの性能は人命に関わることはないので、法規制されていないが、自動車は法律で定められている。
どちらも悪い行為で、法の網をくぐろうと姑息な手を使ったのだ。
ドイツというのはものづくりに関しては信頼されていた国だった。
ドイツは中華人民共和国と密接な関係があるので、中国人の性質が入り込んでしまったのではと思いたくなる。
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