コンピュータで使われる言葉は実に非人間的なものが多い
コンピュータ技術は全て欧米人が考案したものだ。
そしてプログラムやシステム開発の方法の多くの概念は建築から持ってきたものばかりだ。
この2つの前提から、コンピュータで使われる言葉は実に非人間的なものが多い。
処理
障害
システム障害、画像処理といったようにである。
処理はゴミ処理や廃棄物処理というような、忌むべきものを遠ざけたり、見えなくしたりするのに使われる。
障害はこの言葉を使う事自体が、障害を持った人に対して何か後ろめたさを感じる。
このような悪い意味で使われる言葉がコンピュータの世界では頻繁に使われる。
私はこういう言葉を基本設計書や詳細設計書などの文書でも使うことがとても嫌で、代わりにこんな言葉に置き換えて使うことにしている。
処理 → 手続き
障害 → 不具合、エラー
どちらの場合も英語を翻訳した言葉なので、最初に翻訳した言葉が綿々と使われ続けているだけのことで、ここいらで言葉の使い方を考え直してみるのも良いかもしれない。
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