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インターネットの歴史年表(技術・製品 発表年)

動機

インターネットの歴史というと、何かにつけ「そういえばいつごろからなの」ということが気になるものですので、コンピュータも含めた20世紀の歴史を年表化してみました。

【インターネット元年へ】

2021-09更新
20171008更新
20020919作成

インターネットの歴史年表(技術・製品の発表年)

  技術/製品 雑記
(製品名・開発者名・その他)
1億年前 ​霊長類  
700万年前 チンパンジーと分化  
200万年前 ホモ属 石器時代
大脳が進化
20万年前 新人類 現生人類
15万年前 出アフリカ 1回目 縄文人(→<13万年後>今から2万年前・氷期で日本海水面低下のため多数)
1回目の出アフリカで氷河期に日本列島にたどり着いた人々

*→<14万3千年後>今から7,300年前、鬼界カルデラ大噴火で九州から縄文人が消滅
*日本、チベットにだけ残る人々
6万年前 出アフリカ 2回目 弥生人(→<5万7千年後>今から3千年前・間氷期で日本海、宗谷海峡に阻まれ少数)
2回目の出アフリカで間氷期に日本列島にたどり着いた人々
BC38000 絵、図 インドネシア
洞窟壁画
氷河期が終わる
BC13000 音、火、煙による通信 縄文文化(日本)
遠隔地間の通信
  言語 すべての生物(動物・植物)は言語を持つ
BC7000 文字 世界中いたるところ
原文字

新石器時代(研磨石器)

*言語を持つ文明で文字を持たない文明はひとつもない。

*日本においては、現在のカタカナの原型であるヲシテ、カタカムナ、豊国などの文字がある。
BC4000 文字体系の整備された文字 楔形文字
シュメール
(メソポタミア)
シュメールからエジプト、インド、中国に伝播
BC3000 計算補助器 そろばん(アバカス)
*一桁の乗算(九九)が暗算できることが前提

シュメール(メソポタミア)

線と石による計算
*日本では現在でも使われ続けている
  伝書鳩 エジプト
遠隔地間の通信
BC250 電池 メソポタミア
バグダッド電池
100 - 300 卑弥呼

弥生時代

この時代、九州・中国・四国・近畿は邪馬台国とよばれる連邦だった。
日本アルプス以東は縄文人の国(ヒノモト)だった。

315 世界初の計算機 アストロラーベ
イスラム帝国

測量(高度測定、時刻、星座位置)
361 イワレヒコ(初代天皇神武)

BC660年に大王(天皇)に即位したと日本書紀を曲解している人も多く、戦前はそう教えられてきた日本国初代天皇イワレヒコだが、隋書に記載された天皇名から導いたイワレヒコの治世は西暦4世紀である。

イワレヒコ(初代天皇神武)の治世した年代は4世紀であることが判明

1594 対数 ネイピア
1617 計算機 ネイピアの骨
ネイピア

乗算、除算
1620 計算尺(対数尺)

ガンター

1980年頃まで300年間使われ続けた。

1622 自立商業ロボット 日本
からくり人形
竹田座
*後に細川半蔵が機巧図彙(からくりずい)を発表(1796年)
1660 静電発電機 ゲーリケ
1699 計算機 反射四分儀
ニュートン
測量、航海
1730 計算機 八分儀
測量、航海
1743 手旗信号 日本
旗振り通信
紀伊国屋文左衛門
米相場の伝達用通信
3メートルの竿に2メートルの旗を付けて山頂で振った。
通信距離は約20km
1757 計算機 六分儀
ジョン・バード
測量、航海
1793 腕木通信(テレグラフ、セマフォ) フランス
腕木信号機と望遠鏡による通信
1809 電信(有線通信) ドイツ
電気を使った最初の通信
1827 オームの法則 オーム
電気の3要素である電圧、電流、抵抗の関係
1875 電話 ベル
1877 電球 エジソン
1886 アンドロイドという名称 ヴィリエ・ド・リラダン
未来のイヴ
1895 無線通信 マルコーニ
無線電信機
1897 電子を発見 トムソン
1904 真空管 フレミング
二極真空管
1920 ラジオ放送 アメリカ
KDKA
1921 ロボットという名称 カレル・チャベック
1926 テレビ(受像機) 浜松高等工業学校 高柳健次郎
電子式テレビ受像機(ブラウン管テレビ・走査線数40本)

カメラで撮影したカタカナの「イ」を表示した

*ブラウン管は1897年にドイツで発明
1929 テレビ放送 イギリス
BBC
1946 電子計算機
コンピュータという名称
ENIAC 真空管 配線
1947 トランジスタ ベル研究所
1949 ノイマン型コンピュータ EDSAC 真空管
*現在のコンピュータと同じアーキテクチャー
1956 高級言語 FORTRAN
1958 IC(集積回路) TI(テキサスインスツルメンツ)のキルビー
1961 産業用ロボット ユニメート
ジョージ・デボル
1964 BASIC言語 ダートマス大学
*マイクロソフトではありません
  光ファイバ 東北大学 金属材料研究所
西澤潤一
*現在のインターネットを支える技術は日本で発明されました。
  OS(現代風オペレーティングシステム・DOS) IBM OS/360
*ハードウェアとソフトウェアの分離のはじまり
*もちろん、windowやマウスはありません。
*UNIXとインターネットと国家認定プログラマー資格は同じ年に生まれた
1969 UNIX(ユニックス) AT&T ベル研究所
DEC PDP-7(ミニコン)用に開発
*ハードウェアとセット販売されない初めてのOS
  インターネット アメリカ国防総省
アルパネット
*ソビエトからの耐攻撃通信用
  認定プログラマー国家資格 通商産業大臣認定
第一種情報処理技術者
  リレーショナルデータベース IBM
エドガー・F・コッド
1971 マイクロプロセッサ インテル
4004 4ビット MPU
*電卓用に開発
1973 イーサネット Xerox
  C言語 デニスリッチ
  パソコン用OS CP/M デジタルリサーチ
*UNIXを参考に開発
  GUI(ウィンドウ・アイコン・マウス) ALTO XEROX
1976 ワープロ Electric Pencil
1977 パソコンという名称 アップルII 1MHz 4KB RAM
アップルコンピュータ
*現在のパソコンとスペックを比べてみてください
1979 表計算 ビジカルク
ビジコープ社
*マイクロソフトではありません
  携帯電話 1G  
1981 PC IBM PC model 5150
4.77MHz 64KB RAM
アイビーエム
*OSはSeattle Computer Products社が開発したPC-DOS。マイクロソフトではありません
1982 Eメール SMTP
1983 ファミコン 1.79MHz 4KB RAM
任天堂
1984 DNS bind
  Mac(マック) アップルコンピュータ
  X Window MIT(マサチューセッツ工科大学)
1985 Windows(ウィンドウズ) マイクロソフト
*Macを参考に開発した
1986 SGML  
1987 Perl ラリーウォール
1989 WWW(ウェブ、ホームページ) ヨーロッパ
original HTML
HTTP
  VR(Virtual Reality) VPL Research 仮想現実
1990 DOS/V 日本IBM DOS4/V
*AT互換機で日本語表示可能になった
  AR(Augmented Reality) Tom Caudell 拡張現実
1991 Linux(リナックス)  
1992 インターネットの商用利用可能に IIJ
*インターネットは学術系と商用系が分かれており学術系のネットワークを経由するEメールでの商取引(見積書など)は禁止されてたんですよ
  VoIP(最初のIP電話) CU-SeeMe(コーネル大学)
1993 携帯電話 2G  
  HTML  
1994 WindowsNT  
1995 PHP Rasmus Lerdorf
(Personal Home Page)
  MySQL Devid Hughes
  映像ストリーム配信 StreamWorks
(Xing Technologys)
1996 日本語Yahoo(ヤフ)  
  自立型二足歩行ロボット 日本
本田技研工業
P2(後のASIMO(2000年発表))
*この年インターネット利用環境が激変する(ダイヤルアップ->常時接続へ)
1999 WiFi 無線LAN製品化 IEEE802.11b 11Mbps
  携帯電話ネット接続可能に iモード
  ADSL一般提供開始 東京めたりっく通信
2000 日本語Google(グーグル)  
  XML  
2001 Mac OSX Apple
  WindowsXP Microsoft
  ブログ Movable Type
  携帯電話 3G  
2002 SIP Dynamic Soft社
IP電話の通信規約(IPフォンプロトコル)
*SIPはPBXが必須
  Asterisk Digium, Inc.
IP-PBX
  Winny Peer to Peer Share Files

Bitcoin/ブロックチェーンの技術的基盤

*最終的な無罪が確定したものの、プログラマーが「アプリを開発したことで不特定の第三者に犯罪ほう助した」として逮捕起訴された唯一の冤罪事例である。技術の発展よりも社会の安定を選んだ結果だといえる。
  ホームページ作成の料金単価体系を公開 WEB BANANA UNITE
2003 RTP Real-time Transport Protocol
  H.264 動画圧縮規格(動画コーデック)
  Skype エストニア Skype社
2004 facebook  
2005 YouTube Adobe Flashプラグインによる動画再生
2006 twitter  
  jQuery  
  OpenCV Intel
  OpenGL SGI
2007 iPhone Apple
2008 android Google
  HTML5  
  Bitcoin/ブロックチェーン

電子マネー、仮想通貨、暗号通貨
*Bitcoin/ブロックチェーンのアーキテクチャは日本人が発明しプログラムした。
発明者:中本智(サトシ・ナカモト)
Bitcoin : A Peer to Peer Electronic Cash System

<要素技術>
・Block Chain
・Proof Of Work


運用開始は2009年

2009 Windows7 Microsoft
  AngularJS *開発者はGoogleではない
2010 iPad Apple
  携帯電話 2G終了  
  スマホアプリ作成の料金単価体系を公開 WEB BANANA UNITE Tokyo-Yokohama
2011 Cordova (PhoneGap) Nitobi
*開発者はAdobeではない、ましてやApacheソフトウェア財団ではない
  「システム手帳」AppStore公開 手書きメモ
  Siri音声認識 Apple
音声認識技術は以前からある技術
  量子コンピュータ

カナダ
D-Wave Systems
量子コンピュータ初の製品化
128量子ビットのため計算能力はまだ低い

*動作原理は日本で発明された「量子アニーリング(量子焼きなまし法)」(1998年 門脇・西森)と超電導を使用

*量子コンピュータの概念は1980年にPaul Benioffが提唱

2012 WebRTC Google
*SIPはPBXが必須だが、WebRTCはPBXなしに動作する
  携帯電話網 4G LTE
  「萌えキュン時計」AppStore公開 人工知能AI
  Google Now音声認識 Google
後に「Ok Google」に改名
  深層学習(ディープラーニング)

ジェフリー・ヒントン
画像認識に用いた(エラー率数%)

 

ニューラルネットワーク手法は20世紀から存在した。

2013 Google Glass Google(試験販売 -2015 販売終了)
2015 android 5(lolipop) androidがようやくiOSに追いついたバージョン
(操作性、デザイン)
  Windows10 Microsoft
最後のWindows
  Apple Watch Apple (Performa以来の失敗作に)
  動画再生技術、Adobe FlashからHTML5に移行 YouTube etc.
  多くのウェブサイトで暗号化通信 Google(2013), YouTube(2014), Yahoo(2015)
  Ethereum(エサリアム)

スマートコントラクト
EthApp(Dapp)

メインネット運用開始

2017 ICチップの体内埋め込み 米国企業 従業員管理(決済、認証)
  Google Glass再販売 工場での作業支援用
2018-2019

なぜか何も技術的発展やイノベーションがない年が続く

 

 

 
2020 テレワーク、オンライン診療、投げ銭エコノミーが普及

パンデミック1年目

COVID-19

2019年12月に中国で致死性の高い新型コロナウイルスが発生し世界中に感染拡大した。

2021

<人々の概念が変化>

 

・仕事
仕事とは会社に行って会議や報告書を書くこと
  →テレワークで実質的な仕事をする。
  →会社に行くのは月数回のみ。
会議=対面での報告会
  →貴重な機会を報告に使う会社は淘汰される。
海外旅行は気軽に行ける
  →海外旅行は危険。近場旅行中心に。
人付き合いが大変(終業後は同僚と居酒屋に等)
  →自宅で個々人が好きなことをする。

 

・家
寝に帰る場所なので駅近が求められた
  →家とは働く場所であり暮らす場所
  →より大きなサイズ(間取り)

 

パンデミック2年目
国ごとに変異型が発生
2022

テレワークが定着
・社員管理重視型テレワーク
・自由尊重型テレワーク
に企業の対応が分かれる。


パンデミック最終年
  ChatGPT OpenAI
対話型の機械学習モデル

開発中止が議論されるほどの話題となった。
 

 

what you will see is what you will do.