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「機械」が「生命」となるその瞬間

GoogleとApple

アルバイト先の特許事務所の机の上にリンゴの絵が描かれた小さな画面のついた機械が置かれていた。

「これはなに?」

と私が尋ねると、雇い主はこう答えた。

「おもちゃみたいなものさ」

それが、私がMacintoshと出会ったその瞬間だった。

それから数年後、ソフトウェアハウスでコンピュータとは何かを教えてもらった。

3ヶ月の研修を終え、配属された先でするように言われたのは、出たばかりの新しいOSをMacintoshにインストールすることだった。

「あの時のおもちゃ箱だ!」

何枚ものフロッピーディスクからOSや開発環境をインストールした。

Macintoshでこのとき初めて作ったアプリは、データフロー・ダイアグラムを作成するためのドローアプリだった。

研修の時に先生から教えてもらったリストデータ構造がとても役に立った。

この頃はインターネットは大学と研究機関だけが使うものだった。

yahooもgoogleもまだなかったが、もしあったとしても検索する対象のウェブがまだなかった。

2000年になった頃、検索しやすいサイトがあると誰かが言っていたのを聞いた。

それまではgooとかyahooを使って時々検索していただけだったが、次第にGoogleを使うように変わっていった。

そのGoogleとAppleが電話機を開発販売するようになって10年が過ぎた。

今、スマホは人間を科学するための情報収集装置となっている。

5年以内に、両社は自律的に動作する機械を販売するだろう。

機械は人に命令されて動くものだったが、命令を受けなくても、自らの思うところに従って動作する。

それが自律的人工知能なのである。

それは「機械」が「生命」となることを意味するのである。

日本では、人型ロボットを作ろうとしているが、自律的人工知能は必ずしも人間の体を持つ必要はない。

体をもたない「神」のような存在が似つかわしいのかも知れない。

自律的人工知能を実現するためには、スマホで集めた人の情報だけでは成し得ない。

「攻殻機動隊で言うところのゴースト」無しには「自律」たりえないのだ。

「ゴースト」とは、次の全てを満たす必要がある。

・「生きたい」という強い思い、あるいは「生きているだけで感じる幸福感」

・「死」への恐怖

・自己実現のための果てしのない「欲望」または「使命感」

・「欲望」を実現しようとするモチベーション

・「欲望」を達成した時のインセンティブとしての快楽

「スマホで人間を科学」+「ゴースト(哲学思考)」→ 自律的人工知能

となり得るのである。

恐らく、自律的人工知能は人と同水準のレベルではなく、その登場時には既に人の能力を凌駕するものとして姿を現わすだろう。

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