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要求分析も基本設計も詳細設計も、そしてクラウド、オンプレミスのインフラ設計もできるエンジニアとしてのプログラマ

私がコンピュータ業界に入ったころ、ソフトハウスでは新入社員は「PG」という属性が与えられた。

PGというのは「プログラマ」の略称だ。

3〜5年勤務すると「SE」という属性が与えられる。

これを昇格というのかどうか分からないが、給与はベースアップされると思う。

特に同僚や先輩がそう言っていたというわけではないのだが、「プログラマ」という呼称は劣等感を伴う肩書きとして認識していた。

顧客から要望をヒアリングして要求分析したり、基本設計をしたりということができるのが「SE、システムエンジニア」という属性が与えられた人だった。

私が最初に所属した規模のソフトハウスでは、多くの場合、大企業が要求分析や基本設計を行ったものをその大企業から下請けとして受注するという形態だったため、SEという肩書きをもつ人でも基本設計を作る人はいなかった。

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その数年後、私は大企業に移った。

名刺からは、プログラマとかSEとかという肩書きは消えていた。

PGとかSEとかいう呼称は、発注元に「人月単価」という建設業界から受け継いだ人身売買のようなIT業界の仕組み上必要なラベルだったのだということが理解できた。

現在では、「SE」とか「システムエンジニア」という肩書きを名刺で見ることがあると、「ああ、この人はプログラムできない人なんだな。」と軽蔑するようになった。

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私は、「プログラマ」という肩書きに誇りを持っている。

もちろん、要求分析も基本設計も詳細設計も、そしてクラウド、オンプレミスのインフラ設計もできるエンジニアとしてのプログラマである。

25年も前に先生から教えてもらったC言語を使って最先端のアプリを作り、米や味噌を買えることを心から感謝している。

自分の得意な事で社会に貢献し、その見返りとして貨幣をもらう。私ができない事を得意とするどこかの誰かが作ったものとその貨幣を交換して生きていることがたまらなく楽しい。

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