マトリクス型アプローチによるホームページ内容の検討
ホームページはスパゲッティプログラム?
コンピューター・アプリを作ったことがある方は、お聞きになったことがあるのではないでしょうか?
コンピューター・アプリは作った後によく動作の不具合が見つかります。作った本人がみつける場合もありますし、コンピューター・アプリの使用者が見つけることもしばしばです。
ですので、作ってからしばらく経過したコンピューター・アプリは作った本人が見てもよくわからないといった事態に直面します。そのようなときのために、なるべく読みやすく整然と作ることが重要なのです。
これは、製品やサービスを紹介するための”パンフレット”を作る際にも同じようなことがいえます。製品紹介パンフレットの場合には、読む人に与える印象も考慮にいれる必要がありますが、目次に沿って整然と順序立てたページ構成にすることが重要です。
スパゲッティプログラムとは、皿に盛ったスパゲッティをフォークですくったときのように、ぞろぞろとスパゲッティがつながってしまうこと。要するに、コンピューター・アプリを後で見たときに整然と並んでいないために読みにくいプログラムのことを言うのです。
ホームページが紙媒体とは異なる点
わたしがはじめて”ハイパーテキスト”にふれたのは、90年頃にマッキントッシュに入っていたハイパーカードというコンピューター・アプリです。
ハイパーというのは、「超」というような意味ですから古くからある紙媒体を超える機能があるわけです。
ホームページのナビゲーション(操作方法)を検討する際に重要なのが、このハイパーなのです。
ページ間の移動は、紙媒体では指でページをめくる動作にあたりますが、多くのホームページがこの紙媒体での操作をまねて作ってしまっているのではないでしょうか? ページの上部・左側・下部などに本文とは別のナビゲーション領域を作っていますが、本文からリンクを張っているページはとても限られているように思います。
原因として考えられるのは、原稿を書いている人とホームページを作る人(業者)が別のために起こることがあります。原稿を書く人は紙媒体と同じように原稿を書きますので、ホームページを見るユーザーの操作までは考えが及びません。
かといって、ホームページを作る人は見栄えのデザインを中心に考えますので、原稿の意味までは考えずに作ります。
せっかくの”ハイパー”をもっと有効に使いたいものですね。
手間はかかりますが、項目ごとにリンクを張るだけではなく、本文中のことばにもっとリンクを張るととても操作しやすいページになりますよ。
マトリクス型アプローチ
ここまで申しあげてきましたように、作り手が想定したページ間の移動方法(ナビゲーション)を押し付けるのではなく、ホームページの利用者が好きなようにページ間を移動できるようにすべきなのです。
それを実現するために、私たちはマトリクス型アプローチを使います。
マトリクス型アプローチとは、インターネットで発信したい情報内容をホームページでどのようにプレゼンテーションしていけば、もっとも効果的で操作しやすいのかを検討する際にとても役に立ちます。
一例をあげますと、小売店が取り扱い商品をホームページで提示したいとします。
普通に考えれば、商品カテゴリーごとに分類することになりますが、ほんとうに、それで利用者は満足するでしょうか?
マトリクス型アプローチでは、ある商品がもっている商品属性に焦点をあてます。
たとえば・・・
サマーセーターなら、利用者は次のようないろいろな選択要素によって商品を選びます。
- 色:オレンジ
- サイズ:M
- 男性用
- カジュアル
- 販売シーズン:夏
- 服飾品
上記からどのような操作方法を採用すれば、利用者に喜んでもらえるかを考えていくわけです。
| オレンジ系 | ブルー系 | グリーン系 | ・・・ | |
| 遊び服 | ![]() サマーセーター |
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| 仕事服 | 3つボタンスーツ |
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| 室内着 | スウェット |
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