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スマホアプリは「マルチリンガル・アプリ」の時代がくる

2012年8月にFacebookはアプリをハイブリッドアプリからネイティブアプリに作り変えた。

アプリ利用者から「動作が遅くて使う気にならない」というクレームがたくさん寄せられ、それに応えてアプリを作り直したのだ。

ハイブリッドアプリをネイティブアプリに作り変えるには、一からすべてを作り直さなければならないため、ハイブリッドアプリへの投資額は全くの無駄となった。

「HTML5はプラットホームに依存せず、万能でHTML5ならアプリでも作れる。」という幻想が終焉したときだった。

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最近、「HTML5でiPhoneでもandroidでも動くアプリを安く作って欲しい」という問い合わせを多く受けるようになった。

Adobe社が開発したCordovaフレームワークを利用したウェブサービス提供企業(毎月数千円の利用料を徴収される)が「ホームページを作るように、スマホアプリを簡単に作れます。しかもiPhoneとandroid双方で動きます。」というキャッチコピーでコマーシャルがされているためだと思われる。

JavaやSwiftやObjective-Cでネイティブ開発せずに、HTMLでちゃちゃっと作ろうと思ってしまう背景には、初めてアプリを作る方が結果がどうなるかを判断できずに、「安く簡単にこれまでのアプリと同じものが作れる」という宣伝に踊らされていることがある。

また、スマホアプリ専門会社でない会社が安易にアプリをHTMLで作って安かろう悪かろうのアプリを提供している事実がある。

ハイブリッドアプリを作った80%が後悔し、その半数以上がネイティブアプリで作り直しているだろう。

なぜ後悔するかというと、前掲のFacebook社がネイティブアプリに作り変えた理由と全く同じだ。

1.アプリの動作が遅い

2.新機能を追加するのが大変でかえって費用がかかる

もともとHTML5はリアルタイムの反応に即応しなければならないゲームアプリは作れない。

「世の中にはうまい話はない。」「うまい話には裏がある。」

利用者を獲得し、広告収入をあげたり、良い評価をもらうにはネイティブアプリを作らなければならないのである。

自動車のハイブリッド車がそうであるように、ハイブリッドアプリもまた過渡期の技術なのだ。

いづれ自動車は燃料電池自動車(水素自動車)になる。

電気自動車もハイブリッドカーも過渡期の技術であり、電気は所詮、石炭や石油、天然ガス等の化石燃料を燃やして発電しているので、何も環境に優しくもない。

スマホアプリは、「マルチリンガルアプリ」の時代がくるだろう。

日本でも、2016年現在、iPhoneとandroidの比率は6:4から5:5になろうとしている。

iPhone用アプリを先行リリースする時代は過ぎ、iPhoneとandroidアプリを同時に公開する時代になってきている。

その際に必要となるのは、「マルチリンガル」としてiPhoneとandroidのアプリを同時に開発することのできる技術力と経験だろう。

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